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あこなわ歩紀 『夜の美容院』

アクリルガッシュ, 水彩色鉛筆, Illustrator

沖縄タイムス新聞・ほ〜むぷらざにて絵本が連載されました。
5月のお話と歌です♩

akonawa.jpg

第二話『夜の美容院』

コウモリやカラスが、なぜ夜になると動きだすのだろう?
ホタルはなぜ夜に光るのだろう?
それは、山の奥にある夜の美容院をあけるためさ。
名護城のふもとに店ができたころ、松の木が立っていた。
やがてとなりに生え出したガジュマルは松の木をのみこみ、
ついに松は枯れ、ガジュマルだけになった。
店が増え商店街になったころ、
すっかり大きくなったガジュマルはみんなから
「ひんぷんガジュマル」とよばれるようになった。
「私が名護の玄関口さ。みんなを守る木ひんぷんガジュマルさ。」
バスも、車も、人もたっくさん、毎日
ひんぷんガジュマルさんにごあいさつしながら通ったよ。
きれいなアコークローの時間になるとひんぷんガジュマルさんは
「今日もいちにちみんなを守ったぞ。」と
きもちよさそうに、ヒゲを伸ばします。
夜になるとコウモリは名護城へ向かってとびだして
カラスがカーカーお知らせし、ホタルがいっせいに光ったら
名護城の山奥、夜の美容院のオープンさ。
チョキチョキチョッキ 夜の美容院はおおにぎわい。
すると、山がゆれるほどの
ドドーン、スースー、ドドンドーンという足音。
のっそのっそと現れたのは、働いて葉っぱに
たくさんの排気ガスをつけたひんぷんガジュマルさん。
いつも名護のみんなをお守りしてくださってありがとう。
コウモリは逆さまになりながらハサミで葉を切り
カラスは拾ってきたクシで丁寧にヒゲをとかし、
ハブは自慢の鱗でヌルヌル、クチャのシャンプー。
ひんぷんガジュマルさんはどんどんきれいになってゆきます。
朝になると、名護城は静けさを取り戻し、
まちはシャッターの音で目覚めます。
いつもの場所にもどったひんぷんガジュマルさんは
名護の玄関口で、今日もこのまちを見守っています。

gajyumaru.jpg

そんなガジュマルさんの歌もつくりました

♩ガジュマルさんがあらうよ頭を

まちを見てきた 昔から
みんなを見てきた 昔から
今日もみんなを見守った 今日もよく働いた
アコークローきて カラスがカーカー鳴いて
ホタルが光れば 夜の美容院のオープンだ
汚れた頭を洗うよ ゴッシゴシ
伸びたヒゲを チョッキチョキ
仕上げにクチャのパックで つるつる
明日も名護のまちを見守ろう

こちらから曲聴けます♩
http://chocogorilla.jp/akonawaaruki/nago/hinpungajyumaru.html
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